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<<   作成日時 : 2016/04/17 10:05   >>

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柱の墨付けです。
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1年程天然乾燥させた柱。
4寸角としては十分に乾燥されています。
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乾燥すると大なり小なり曲がりや捩れが発生します。
その曲がりを見ながら直線と直角になるように機械で削ります。
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3寸9分に仕上げたいので乾燥する際に曲がりや縮む事を計算して4寸2分に製材してもらうように直接製材工場へ注文を付けています。せっかく良い木でも曲がりが直し切らなければ使い物にならないので非常にもったいないですからね。だから大きめに製材してもらうのは非常に大事な事だと思います。
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その要望に気持ち良く答えてくれるのが和歌山の稲生商店さん。百年生を売りにしている荷主さんです。
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木口から年輪を見ると絵に書いたような年輪です。
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肝心な表面は
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これはかなり良い方ですが、やはり高い年数木なので締まりが違います。
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曲がりを取った柱は次に墨付けされますが、どの柱がどこの位置の柱に使うかを決める為に見やすいように柱を立て広げます。
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ただ適当に立てるのでは無く、3ランクに分けてよく見える位置の柱から番付を振っていきます。この写真は横綱〜大関クラス。
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関脇〜前頭上位。
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4面を見ながら最適な番付けを決めます。
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ました
3寸9分角とは別に5本程、目立つ急所の柱は5〜6寸角を。
内、2本はかなりの高樹齢の山武杉の芯去りの柱です。
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芯去りとは木口の年輪を見ての通り、年輪の芯が無い部分で取った角のこと。赤身で表も裏も節が無いことからかなりの大経木だった事がわかります。
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表面は高樹齢の木にしか出ないのが特徴のギザギザとした杢目が表れます。
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木口をよく見ると年輪が小さく波打ってますね。このような波を製材するとギザギザとした杢が表れるのです。
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他の3本は芯持ちですが1本はこれ以上何を求める?というような木質と杢。これ以上の芯持ちの柱はいつ巡り合うでしょうか。
他2本は120年生の東京大学の演習林の木です。やはり東大の杢は綺麗だなぁと改めて感じました。
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やっと題名の墨付けの所まで来ましたね。
矩計りと言う薄い板にあらゆる部分の高さが書いてある定規を柱に置き、墨付けをします。
柱もいくらかは長さに余裕があるので少しでも良く見えるような位置に矩計り板を置き、墨付けをします。
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差鴨居やら貫やら、何だか色々ごちゃごちゃと。
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墨付けされた柱は刻まれます。
ホゾは差す相手の穴より2・7ミリ広くしています。
そのままで組もうとすると固過ぎるのでホゾを木殺ししてロウを付け入りやすいようにしています。このようにして組まれ、一雨降って木がふやければ相当締まりのある建物になります。
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